【中日】松木平優太が一日警察署長 新背番号「29」に「最初はちょっと迷った」
中日の松木平優太投手が18日、愛知県警中警察署の一日警察署長として、中日ビルで行われたイベントに出席し、新背番号「29」で迎える5年目へ、“山井超え”を誓った。 伝えられた番号に背筋が伸びた。フェニックス・リーグが行われていた10月に背番号の変更を打診された。球団では投手が背負うケースが多い「29」に「すごくいい番号。まだ結果も出してないのに、簡単に変えていいのかな。(29番を)僕がつけていいのかなと思って、最初はちょっと迷った」と本音を吐露。だが、「期待に応えたい」と変更を決断した。 過去に背番号29を背負ってタイトルを獲得したのは、元監督の与田剛氏(90年セーブ王)ら4人。2002年から20年間つけた山井大介投手(現中日投手コーチ)は、14年に最多勝、最高勝率の2冠を達成した。山井コーチは来季から1軍投手コーチに昇格。先発ローテ入りを狙う右腕は「僕も1軍でお世話になりたいし、山井さんが積み上げてきた成績を超したい」と“山井超え”を誓った。 松木平は、精華高から21年の育成ドラフト3位で入団。「206」を背負っていたが、支配下契約をつかんだ今年7月に「69」に変更。プロ入り後2度目の背番号変更に「僕もタイトルを取って、29番に恥じないように頑張りたい」と決意を新たにした。
報知新聞社