永野芽郁 1945年に陸軍看護婦でタイムスリップ ドラマ「晴れたらいいね」 異例のアマプラ先行配信
女優の永野芽郁(25)が来年1月10日からAmazon Prime Videoで配信されるドラマ「晴れたらいいね」(テレビ東京制作)で主演を務める。 原作は藤岡陽子氏の同名小説で、脚本はNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」などを手がけた岡田惠和氏が担当する。同局での放送日は未定だが、民放制作のドラマをPrime Videoが地上波放送に先立ち世界独占配信するのは異例の試みとなる。 1945年、太平洋戦争中のフィリピンを舞台に、タイムスリップした現代の看護師が、陸軍看護婦として過酷な状況を通して生きる力を取り戻す様子を描く。 来年は戦後80年。永野は「与えられた職務を全うし忍耐強く生きる周りの人たちに感化され少しずつ自分の生活を考え直していく、という彼女の心の変化や、周りの人たちとの関係性に注目していただきたい」と見どころを語った。 永野の他に、日本軍の看護婦として芳根京子(27)、江口のりこ(44)、軍人役に萩原利久(25)、野戦病院の軍医役で稲垣吾郎(51)が出演する。関係者によると、夏に日本各地で撮影を行ったという。稲垣は「個性豊かな登場人物たちにも注目してほしい」と呼びかけた。豪華俳優陣が同局の60周年を彩る。(前田 拓磨)