100人に聞いた「インバウンド観光客に“やめてほしい”こと」、ゴミやタバコのポイ捨てよりも迷惑な驚き行為は【トップ3】
■第2位は“車道で写真”など交通ルール違反
第2位(19.0%)は、交通ルール違反。 レンタサイクルの危険運転や、写真撮影のために道に広がって人や車の進行を妨げるといった行為も問題になっている。山梨県富士河口湖町では、コンビニの屋根の上にのっているような富士山が撮影できるとして、人気の写真スポットがあったが、外国人観光客が殺到した結果、好き勝手に道路を横切るなど車の通行妨害となる危険行為があり、5月に富士山を見えないように目隠しの幕が設置されたことがニュースになった。 「映え写真を撮ろうと、道路に出て写真を撮っていること。警備員を強化する」(43歳/女性/主婦) 「罰則の強化」(44歳/男性/コンピュータ関連技術職) 「公道の真ん中で写真をとる行為。言語力のある警察官を配置する」(51歳/男性/総務・人事・事務) 「道いっぱいに広がって歩くこと。道に外国語で注意表示をする」(54歳/女性/主婦) 「交通を妨害してまで写真を撮ること。地域の人が声がけをする」(56歳/女性) 「車道に出て撮影をすること。厳重に警備する場所と撮影スポットとして歩行者天国化する場所というようにエリアを分ける」(54歳/男性) 「写真を危険な場所で撮ることで交通の妨げになること。その行為ができなくなるような囲いや金網等の設置」(49歳/女性/総務・人事・事務)
■第1位は神社仏閣・文化財への不適切行為
そして第1位(20.0%)は、神社仏閣・文化財の毀損。 神社仏閣などは観光地としても人気だが、文化財に対する落書きや破壊行為の他、国の天然記念物に指定されている奈良の鹿を傷つける行為もニュースになった。10月にはチリ人の女性インフルエンサーが、神社の鳥居で懸垂する動画がSNSを通して拡散され、批判が殺到。11月には明治神宮の鳥居の柱部分にアルファベットを刻んで傷をつけたとして、米国籍の男性が逮捕されたというニュースもあった。 「もっと日本の文化を理解してもらうように情報発信する」(35歳/女性) 「文化財への不適切な行為に対して取り締まる法律を制定する」(35歳/男性) 「天然記念物の鹿を殴る蹴る行為を見て驚いた。パトロールの強化」(35歳/男性) 「神社仏閣への落書きはやめてほしい。日本に来る前に日本の歴史など調べてほしい」(32歳/女性/主婦) 「たくさん監視カメラをつける」(35歳/女性) 「重要文化財に落書き。監視カメラで犯人を特定して出国の際、入管で取り押さえる」(32歳/女性/総務・人事・事務) 「夏に京都の伏見稲荷に行ったが、千本鳥居のところで立ち止まって延々と写真を撮っている観光客がたくさんいて、道を塞いでいて大変迷惑だった。大声で話してうるさいし、厳かな雰囲気が皆無。ひどかったので、警備員を配置して規律を説明してほしい」(32歳/女性/主婦) 「動物に暴力を振るう。犯罪行為として逮捕すればよい」(32歳/男性/デザイン関係)
ピンズバNEWS編集部