「僕は弟に嫉妬していた」出来の良い弟に“嫉妬”していた兄が明かした本音。“兄弟仲の良さ”の裏に隠されていたのは…
偏差値40台から、ほとんど塾に行かずに開成中学に合格したぎん太さん。その秘密はお母さんがいろいろな情報をカスタマイズしたり、独自に編み出してきた、おうち勉強法にありました……! お金をかけなくても、ラクに楽しく学ぶことができる! その目からウロコの勉強法を、ゆる~いタッチで綴ります。 今回は“兄弟仲”について。 【漫画の本編を読む】「僕は弟に嫉妬していた…」“兄弟仲の良さ”の裏に隠された秘話
「僕は弟に嫉妬していた…」“兄弟仲の良さ”の裏に隠されていたのは…
兄弟仲が悪いのって、結構普通のことらしいです。 先日のトークライブで、来てくれた小学生に「弟妹の面倒見るの嫌じゃないですか?」と質問されたし、母もブログやインスタで「兄弟仲良く育てるコツ」をたまに質問されるそうです。 親子だって兄弟だって、どうしても気が合わない事もあるだろうし、無理して仲良くしなくても良いと思います。 でも家族とは仲良くしたいし、仲良くした方がお得で良いに決まってます。 僕たち家族は周りから「仲が良い」ってしょっちゅう言われますが、僕は上の弟コンちゃんに対して、酷い扱いをしていた時期があります。 原因はわからず、理由を聞かれたら「なんか嫌だった」としか言いようがなくて、両親には毎日叱られ、僕も辛かったです。 でもある日改心して、それから徐々に症状は快方に向かいました。 「兄弟だから」と上の子が下の子に振るう暴力を黙認している親を時々見かけますが、僕はあのとき親に厳しく咎められて良かったと思っています。
僕がコンちゃんをいじめるのは、自分に責任があったのでは……と感じた母は、僕を、毎日弟たちの前で褒めるようにしたそうです。 「褒めてぎん太の株を上げる活動を始めてから気がついたんだけど、褒めるとこいっぱいあるのに悪いとこばっかり言っちゃってて、今までごめんね」と謝られ「ちゃんと褒めるようにしてから、ぎん太がコンちゃんに優しくなった」と言われました。 僕が中学の時の先生に、母は「ぎん太君は弟が2人もいたんですね。長男は本当につらい。とにかくいつも『大変だね』『よくやってるね』って言ってあげてください」と何度か言われたそうです。 褒められ認められると、忠言にも素直に耳を傾けることができるのかもしれません。 今コンちゃんと仲良くなって振り返ると、原因は嫉妬だったり、親に怒られたイライラをぶつけていたのかなーと思います。 親に「いじめだ」と言われても弟の方が優れているし強いので実感がなく、どう叱られても響いてきませんでしたが、父に「どれだけコンちゃんがぎん太のために我慢しているか」を語って聞かされ、母には「どれほどコンちゃんに助けられてきたか」を熱弁された内容は、かなり残っています。 コンちゃんが生まれたときまで遡って思い出すと、弟はずっと僕の癒しでした。 小学校が辛かったときに入学してきたコンちゃんがどれほど僕の救いになってくれたか。 そして最近では、僕に意地悪されても庇ってくれていたことに対する恩も返すように、この先親が亡くなったあと、無条件で損得なく仲良くして助けてくれるのはコンちゃんだけだという事について、前払いで恩返しするように言われました。 今は、本当にコンちゃんに報いようという気持ちがあります!
【PROFILE】ぎん太
開成高校に通っていましたが、この春から医大生になりました! 母が考えた勉強法や家族のこと、学校生活をゆる~く綴っていきます。 ブログも書いてますのでフォローしてくださると嬉しいです! *自分や家族、友達の外見や特徴はガッツリ変えて描いてます!(僕を探さないで…) 母の教育法やおうちでの勉強法はリアルですので、参考にしていただけたら嬉しいです!