「この悔しさをバネに…」 徳島ヴォルティスがFW柿谷曜一朗との契約満了を発表。「この評価を真摯に受け止めて」
柿谷曜一朗が今季限りで退団
徳島ヴォルティスは9日、FW柿谷曜一朗が契約満了に伴い、今季限りでチームを離れることを発表した。柿谷は2023年1月に、2009年から2011年の3シーズンの間、セレッソ大阪からの期限付き移籍という形で在籍していた徳島に約12年ぶりに復帰。昨季は副キャプテンとしてプレーしていたが、今季限りでの退団となった。 【最新順位表】2024明治安田Jリーグ J1・J2・J3全60クラブ 34歳の柿谷は、セレッソ大阪の下部組織出身で2006年にトップチームに昇格。2009年の途中からは徳島へレンタルで加入し、約2年半在籍した。2012シーズンからはセレッソに復帰し、印象的な活躍を残すと、2014年夏にはスイス・スーパーリーグ(スイス1部)のFCバーゼルへの移籍を果たした。2016年には再びセレッソに復帰し、2021年からは名古屋グランパスに活躍の場を移していた。そして、2023年1月に約12年ぶりに徳島に復帰。昨季は、37試合の出場で7ゴールを記録。今季もこれまで29試合に出場していたが、無得点となっていた。 徳島は、クラブ公式サイトで柿谷のコメントを次のように掲載している。 「リリースの通り今シーズンで契約満了となりました。まずは2年間、なんとかJ1にという想いだけでやってきましたが、全くと言っていいほど徳島ヴォルティスの力になれずに申し訳ございませんでした。自分はヴォルティスで身体が動かなくなるまでサッカーがしたかったのですが、叶いませんでした。プロの世界なのでこの評価を真摯に受け止めて、この悔しさをバネに大きく飛躍できるように、これからも努力していきたいと思います。2年間本当に色々ありましたが、サポーターの皆様、本当に感謝しています。徳島ヴォルティスに関わるすべてのみなさま本当にありがとうございました。感謝を伝えたい仲間がたくさんいるので、徳島にいる間に直接伝えていけたらなと思っています。ラスト5連勝して笑顔で終わりましょう」
フットボールチャンネル編集部