この夏食べたい「進化系かき氷」パティシエが作る麗しいかき氷をスイーツ賢者が厳選
溶けるまでの僅かな時間。夏には、限られたひとときを楽しむスイーツが多くあります。今回"スイーツ賢者"に教えていただいたのは、どんどん多様に進化するかき氷。今年の注目は、パティスリーやショコラトリーなど、スイーツのエキスパートが作るかき氷です!
リビエール東京[東京・三軒茶屋]フランス菓子の技と味を、かき氷で表現
兵庫県尼崎市で40年以上続く老舗のパティスリー「リビエール」が、2023年に東京に開業した「リビエール東京」は、三軒茶屋の住宅街の中にあります。フィナンシェやカヌレなど、焼きたての菓子が並ぶ店内はいつ訪れても甘い香りが漂い、人気のクッキー缶もずらり。 そんな「リビエール東京」で夏だけ味わうことができるかき氷は、"ケーキ屋さんのかき氷"がコンセプト。老舗に伝わる菓子作りのノウハウが詰まった、パティスリーならではのかき氷です。 この夏に登場するのは、苺とパイナップルを主役にしたもの。どちらにもブランマンジェやメレンゲ、薄く焼いたクレープ生地を細かく砕いたフィアンティーヌなど、フランス菓子で多用する要素が満載で、一杯食べると豊かな味のハーモニーに満たされること間違いありません。 <写真>「苺と加賀棒茶の氷」。ジューシーな苺ソースは、伝統的な作り方で、ことこと煮込んでいるという。2,000円。
甘酸っぱい苺やパイナップルのソースも、暑い季節にぴったりの爽やかさ。スイーツ好きなら見逃せないかき氷です。 【賢者はここに注目!】 「崩すのがもったいないほど麗しいかき氷。特に『苺と加賀棒茶の氷』は、フレッシュな苺と和三盆で仕上げたソースがたっぷりで、苺の香りがふわっと広がり、ひと口ごとに味の発見があります」(下井美奈子さん) <写真>「エキゾチックと杏仁の氷」。ソースと氷の下には杏仁のブランマンジェが隠れている。こちらは7月中旬からスタート予定。2,000円。 【リビエール東京】 東京都世田谷区上馬2-31-11 営業時間/12時~18時30分 定休日/火曜 ※かき氷のイートインはwebサイトから要予約。