「ガザの飢餓に対応を」 南ア、ICJに仮処分申請
【ブリュッセル共同】南アフリカ政府は6日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃で発生した飢餓への緊急の対応が必要だとして、国際司法裁判所(ICJ)に仮処分(暫定措置)を申請した。 南ア政府はガザへの大規模攻撃がジェノサイド(民族大量虐殺)条約違反に当たるとしてICJに提訴。ICJは今年1月、イスラエル政府にジェノサイドを防ぐ「あらゆる措置」を取るよう命じる暫定措置を出した。 ICJは、南ア政府がガザ最南部ラファでイスラエルが準備する地上侵攻の停止を命じるよう求めた暫定措置については2月に棄却した。