中国海軍のフリゲート艦やミサイル駆逐艦など計4隻が奄美周辺を航行、東シナ海へ抜ける 防衛省統合幕僚監部が発表、今年5回目
防衛省統合幕僚監部は10日、中国海軍の艦艇4隻が鹿児島県の奄美大島と十島村・横当島の間を航行しているのを確認したと発表した。領海侵入はなかった。中国海軍の艦艇が両島の間を抜けるのは今年に入り5回目。 中国軍の偵察・攻撃型無人機を奄美沖で初確認 空自戦闘機がスクランブル、領空侵犯はなし
同部によると、9日午前7時ごろ、奄美大島の東約90キロの海域を北西に進むフリゲート艦1隻と補給艦1隻を確認。午前9時ごろには奄美大島の東約100キロの海域を北西に進む別のフリゲート艦1隻とミサイル駆逐艦1隻を確認した。 4隻は同日中に奄美大島と横当島(奄美市名瀬の北西約70キロ)との間を南西へ進み、東シナ海へ抜けていった。海上自衛隊の護衛艦や哨戒機が情報収集・警戒監視にあたった。
南日本新聞 | 鹿児島