東京Vの19歳橋本陸斗がJ1王者ヴィッセル神戸へ完全移籍「阪神・淡路大震災を知らない世代ですが…」
J1ヴィッセル神戸は6日、東京ヴェルディから橋本陸斗が完全移籍で加入することを発表した。 19歳の橋本は東京Vの下部組織で育ち、同チームでプロデビュー。2023シーズンからはY.S.C.C.横浜に育成型期限付き移籍をしていた。 橋本は神戸のクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。 「この度、ヴィッセル神戸に加入することとなりました橋本陸斗です。私は、阪神・淡路大震災を知らない世代ですが、神戸の街並みを見て、様々な人の復興への想いがこの美しい街を創っていったことを肌で感じ、込み上げてくるものがありました。この美しい街を自分のプレーでより一層輝かせたい。神戸というクラブでトモニ大きなことを成し遂げたい。そんな強い覚悟を持って来ました。日本一の選手たちから日々吸収し、少しでも早くチームに貢献できるよう、精進して参ります」 橋本は東京Vのクラブ公式サイトで「この度、東京ヴェルディを離れることになりました。小学校4年生で初めてヴェルディグランドに立ったとき、このクラブの伝統と歴史を感じ、緊張しながらボールを蹴ったのを覚えています。何も結果を残せませんでしたが、伝統あるクラブの1ページに参加できたことは自分の財産です。あのころのような瑞々しい気持ちをもって次のクラブでも頑張ります。今までありがとうございました」と感謝をつづった。