盲導犬が保育園にやって来た ナルちゃんと交通安全学ぶ 三重・津市
保育園で交通安全教室=津市(三重テレビ放送)
目に障がいがある人の生活をサポートする盲導犬の役割りを理解してもらうと共に、子どもたちの交通事故を防ごうと10月31日、三重県交通安全協会が津市の保育園で交通安全教室を開きました。 清泉愛育園の4歳と5歳児あわせて38人が、交通安全アドバイザーの指導を受けながら、横断歩道の正しい渡り方や道路の右側を歩くことなどを実践しました。 園の職員は、中部盲導犬協会のPR犬「ナルちゃん」のサポートを受けながら、アイマスクを着けて盲導犬との歩行を体験しました。 また、盲導犬の育成に役立てもらおうと寄せられた募金の贈呈式も行われ、三重県交通安全協会の田中健一専務理事から中部盲導犬協会の早田一幸施設長へ約21万円の目録が手渡されました。 園児の代表には反射材が贈られました。 早田施設長は「盲導犬の仕事について正しく知ってもらえるよう頑張っていきたい。そして子供たちも車に気をつけて安全に元気に過ごして」と呼びかけていました。