岡山県北の山沿いでは61センチの積雪も…高齢者で一人暮らしの「雪かき」は振興局に相談を【岡山】
岡山放送
強い寒気の影響で、岡山県北では断続的に雪が降っています。平年の2倍を超える積雪となっているところもあり、一人暮らしの高齢者らにとっては雪かき作業が大きな負担となっています。 1月10日午前7時ごろの真庭市蒜山地区です。気象台によりますと、各地の積雪は午後5時現在で、真庭市上長田で61センチ、新見市千屋で30センチと平年の2倍を超えています。 (雪かきに追われる高齢者は…) 「きのうも降ったがきょうの方が多い。雪かきが大変」 特に、1人暮らしの高齢者にとっては、雪かきは、肉体的にも精神的にも大きな負担となっています。 真庭市は、1人暮らしの高齢者などが玄関まわりの雪かきや屋根の雪下ろしをシルバー人材センターなどに委託した場合に費用を助成する事業を行っていて、困ったことがあれば地区の振興局に連絡してほしいと話しています。 (真庭市蒜山振興局 南博晴局長) 「安全第一で。さらに雪が降って警報級になると消防団の出動などで対応していきたい」 11日午後6時までの24時間に降る雪の量は、多いところで岡山県北部の山地で30センチ、平地で10センチ、南部で3センチと予想されています。 気象台は、積雪や路面の凍結による交通への影響に十分注意するよう呼びかけています。
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