須藤元気氏が選挙資金額を告白、相場より1ケタ安い低コストのワケ「補選で1000万円使って」
衆院選東京15区で落選した元格闘家で元参院議員の須藤元気氏(46)が29日、YouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」の「あつまれ!落選の森#2」にゲスト生出演。自身が提唱した「お金のかからない選挙」について言及した。 【写真】のぼり旗を2本差し、自転車で選挙区を駆けまわる須藤元気氏 同区は、4月の補選で初当選したばかりの立憲民主党の酒井菜摘氏(38)が当選。須藤氏は酒井氏に迫る6万票超を獲得したが、1000票あまりの僅差で初当選を逃した。 須藤氏は電話で出演オファーを受け、番組途中で駆けつけた。自身の選挙戦を振り返り「本当、全員ボランティアでやってきて。今回、小選挙区で1100名出てますかね。多分一番お金かけてないんじゃないかな。正直、100何十万で戦ったんで。もう自転車だけで」と告白した。 MCの「ひろゆき」こと西村博之氏からは「もうちょっと300万、400万使ってたら受かってたんじゃないですか。お金あるじゃないですか」と指摘されると、須藤氏は慌てて否定。「ないです。前回の補選でやっぱ結構使って。貯金で1000万円使って」と打ち明けた。 選挙資金の相場について語った。「1000万円ぐらいで戦いますって言ったら、いやそんなんじゃ勝てないよって言われまして。先生、どのぐらい使うんですかって聞いたら、俺は3000万円かなって」と説明。「逆に無所属で戦って自民党、野党の立憲を倒せば、本当にある意味で『政治とカネ』の問題が1つの争点であって。そこを終わらせることができるんじゃないかなと。そういったレジェンド枠を狙った部分はありました」と語った。