毎日使う「食器棚」の扉はいらない。片づけ上手の収納の工夫
収納やインテリアにおいて、暮らしがより楽しく、ラクになる工夫を重ねている人を表彰する「ESSE収納グランプリ」。その受賞者の皆さんのおうちを大公開! それぞれの収納や暮らしの“正解”を見つけるカギがきっとあるはず。今回は、準グランプリを受賞したHatsuさんの「ワンアクション収納」の工夫をご紹介します。受賞の決め手について、審査員でもある整理収納コンサルタントの本多さおりさんからのコメントもあわせて紹介。
とにかくワンアクションで迷わないを徹底
毎日使うものは、棚の扉を外したり、かける収納にしたりして、ワンアクションで出し入れ。「迷わず行動できるようになり、1日がスムーズに回ります」
●食器棚の備えつけの扉もなくして出し入れをラクに
キッチンカウンターの下の食器棚も、扉はなし。 「背面には食洗機があり、洗い上がった食器をワンアクションでしまえます。食器の片づけは息子の担当ですが、5分もかかりません」
●使用頻度の高いものはとにかく出しやすく
書類や薬などを収納しているリビングの棚。「以前は壁の幅いっぱいに棚があったのですが、一部の棚を取り払い、板を渡してデスクにしました。残した棚は扉を外して使いやすく」
●外壁のアイアンバーに傘を引っかければ干す&収納が同時にかなう
玄関の外にはイケアのアイアンバーを取りつけて、傘の収納場所に。「地面から浮かせるようにすれば、ここにかけておくだけで乾き、出がけにさっと手に取れるのも便利です」
●玄関は大量フックになんでも引っかけ
玄関の入り口横の壁に、フックをたくさんつけて、鍵や犬の散歩グッズを引っかけ収納。「レインコートもここを定位置にすれば、濡れたままかけておけて、置き場所に困りません」
●ワンアクションを徹底したらアイロンもキッチンがベスト
面倒に感じていたアイロンがけ。 「アイロンを出して準備するのが手間なのだと気づき、アイロンはキッチンに収納。キッチンカウンターでかけるようにしたら、ハードルがグンと下がりました」 【本多さんのコメント「使いやすさが徹底され、いい循環に」】 出しやすく使いやすく、しまいやすい。だから子どもも手伝いやすいという循環ができています!
ESSE編集部