「巨人の聖地は多摩川ですと胸を張って言える」中畑清OB会長が「原点」多摩川グラウンドの思い出語った
巨人と巨人OB会は10日、東京・大田区の田園調布せせらぎ館で、球団創設90周年を記念し、かつての練習拠点だった多摩川グラウンドの思い出を球団OBたちが語る「OBトーク 伝説の聖地・多摩川グラウンド物語」を開催した。OB会長を務める中畑清氏(70)や村田真一氏(60)らが参加。2万人が駆けつけたと言われる“定岡フィーバー”や、グラウンド横にある「グランド小池商店」でおでんを頬張ったことなど、思い出話に花を咲かせた。 午前には、同地で大田区内の学童野球チームに所属する小学生300人を対象に野球教室を開催。OB会のメンバーらが講師を務め、投球や守備、打撃指導を行った。中畑氏は「多摩川は自分の原点。ここの3~4年がなければ、私の野球人生はなかった。『巨人の聖地は多摩川です』と胸を張って言える。こういうイベントができて良かった」と振り返った。
報知新聞社