フェイスパウダー、正しくパフを使えていますか?粉を付けてから、揉み込むことがポイント。小鼻はパフを折って細かく押さえる
かつては白粉(おしろい)とも呼ばれたほど肌を白く見せ、粉っぽい仕上がりだったフェイスパウダー。時代と共に進化し、大人の肌にしっとりなじんで清潔感を与えるほか、弱点をカバーしてくれるなどメリットがたくさん。ヘアメイクアップアーティストの山本浩未さんが活用術を教えます (撮影◎天日恵美子(人物)、小川 剛(商品) ヘアメイク&モデル◎山本浩未 取材・文◎片岡えり) 【写真】ブラシの場合は、手の甲で余分な粉をトントンと払う * * * * * * * ◆Q)キレイに仕上げるコツが知りたい A) 透明感のある自然な肌に仕上がる最新パウダー。キレイに塗布するには、ちょっとしたコツがあります。 「使う道具はパフでもブラシでもいいけれど、大事なのは最初に全体にしっかり粉を含ませること。 そして表面の余分な粉を払って肌にのせれば、粉がつきすぎて厚塗りになるという失敗を防げます。最初にとった粉で全顔塗布が基本です。塗布する順番も大事。 輪郭から塗ると顔が締まって見え、汗によるくずれの予防にもなります。仕上がりが粉っぽく感じたら、化粧水ミストをひと吹きしてなじませて。初心者は大きいパフや毛量たっぷりのブラシを使うと薄く均一に塗れますよ」(山本浩未さん。)
塗布前に準備すること 【パフの場合】
塗布前に準備すること 【ブラシの場合】 (Point)しっかり粉を含ませるように アゴから耳に向かうフェイスラインから、髪の生え際までぐるっと一周塗布。 顔の輪郭をパウダーで押さえることで中心部のツヤが際立ち、小顔効果も。パフに残った粉でTゾーンや眉も忘れずに塗布。 小鼻はパフを折って細かく押さえて。最後は頬に軽くのせて完了
◆これぞ! 大人に使ってほしいフェイスパウダー 春夏のベースメイクの仕上げに欠かせないルースパウダー。 肌に溶け込んで透明感を足してくれるうえ、なめらかでキメ細かい質感に仕上げ、メイクを長持ちさせる頼もしい味方です 〈基本のルースパウダー・1〉 ーーーーー メディア リュクス フェイスパウダー ¥1, 650(編集部調べ)/カネボウ化粧品 光を拡散させて毛穴や凹凸をカバーし、ふんわり明るく。パフで軽く押すと適量をとれる柔らかネットが使いやすい。コスパ優秀。 ーーーーー ーーーーー バイユア セラムフィット ルースフェイスパウダー 02パール ¥2,090/Hamee 潤いを与えゆらぎもケアし、毛穴レスに仕上げるパウダー。皮脂やテカりを防ぎ、ホワイトゴールドの微細なパールで上品なツヤも。 ーーーーー ーーーーー ザ ルースパウダー ¥11,000/SUQQU 羽のように薄く、軽く、しっとり密着するベストセラー。粉っぽさ皆無の美しいツヤ肌に仕上げ、毛穴や小ジワをソフトフォーカス。柔らかなピンクでフェミニンに。 ーーーーー ーーーーー アンリミテッド mopo ルースパウダー アオタケブルー ¥6, 490/シュウ ウエムラ 余分な皮脂を抑えて、長時間テカらずサラサラのソフトマット肌が続く。繊細な青みパール配合で赤みもカバー。 ーーーーー ーーーーー フェイスパウダー ¥5,940/再春館製薬所 スクワランやコラーゲンを配合し、肌が潤うスキンケア発想。山鹿有機シルクパウダーが皮脂を吸着し、天然由来成分で日中のダメージからも肌を守る。 ーーーーー