【香港】ハンセン指数、新世界発展を除外
香港株式市場の主要指標であるハンセン指数を算出する恒生指数公司(ハンセン・インデクシズ)は22日、四半期ごとに実施している構成銘柄の定期見直し結果を発表した。ハンセン指数構成銘柄から、香港不動産開発大手の新世界発展(ニューワールド・デベロップメント)を除外する。 新たに追加するのは中国本土企業2社で、動画共有アプリ「快手」を運営する快手科技と教育サービス大手の新東方教育科技集団。同指数構成銘柄数は現在の82銘柄から83銘柄に増える。 ハンセン中国企業株指数(H株指数)の構成銘柄では、損害保険大手の中国人民財産保険を追加し、不動産開発大手の竜湖集団を除外する。構成銘柄数は50銘柄のまま変わらない。 このほか、本土家電大手の美的集団(ミデア)がハンセンテック指数とハンセン総合指数に追加されるなどの変動がある。 構成銘柄の変更は12月9日に発効する。