イベントスペースでリアルならではの体験も、朝日地球会議2024
朝日地球会議2024のリアル開催があった10月25、26日、東京・八重洲の会場には来場者の「体験」重視のイベントスペースが設けられ、セッション出演者との交流などがおこなわれた。 【写真】朝日地球会議のイベントスペースでは、朝日新聞写真記者が撮影したウクライナ戦地の写真も展示された=東京ミッドタウン八重洲カンファレンス セッション「『はて?』から始める 私たちと世界はどう変われるか」のアフタートーク「あなたの『はて?』は何ですか?」には約50人が参加。出演者3人と車座で、吉田恵里香さんが脚本を手がけた連続テレビ小説「虎に翼」を振り返り、日々の生活で「はて?」と感じたことなどを語り合った。 「『8がけ社会』を生きる~希望を持ち続けるためのヒント」のアフタートークでは、作家の九段理江さんや小説家の川村元気さんらとおすすめの本や映画について話し合い、サイン会もあった。 今回の朝日地球会議は「サステナブル運営」を目指し、イベント実施で排出される温室効果ガスの算定も初めて実施された。協力したゼロボード社の待場智雄さんのトークイベントもあった。待場さんは「まず排出量を測ることで、どこを減らすことができるかも見えてくる」と話した。 朝日新聞写真記者がウクライナの戦地を訪れ、撮影した写真パネルなども展示。音声でニュースを解説する朝日新聞ポッドキャストのメンバーも来場者と交流した。(神田明美)
朝日新聞社