【鳴尾記念】ヨーホーレイクが約2年4か月ぶりの復活V 友道調教師は秋の飛躍に期待「何とかGⅠを」
[GⅢ鳴尾記念=2024年6月1日(土曜)3歳上、京都競馬場・芝内2000メートル] 1日、京都競馬場で行われたGⅢ鳴尾記念(3歳上、芝内2000メートル)は、1番人気に支持されたヨーホーレイク(牡6・友道)が2022年1月の日経新春杯以来、約2年4か月ぶりの勝利を飾った。勝ち時計は1分57秒2(良)。2着には2番人気のボッケリーニ、3着には5番人気のエアサージュが入った。なお、ロードデルレイは馬場入場後に左後肢跛行のため、発走直前に競走除外となった。 Cコース初日で前有利の馬場コンディションだったこともあり、道中は先団につけ、馬込みの中でジッと我慢させる競馬。直線で鞍上がゴーサインを出すと、グンと脚を伸ばし、最後は同じ勝負服のボッケリーニとの叩き合いをアタマ差制した。 鞍上の岩田望は「今日の馬場は後ろから行っても届かないと思ったので、いいポジションで進めることができました。どちらが勝ったか分かりませんでしたが、(2着の)モレイラさんから『おめでとう』と言われました。ポテンシャルを秘めていますし、休みながらですけど、もっと上を目指せるんじゃないかと思います」とパートナーをたたえた。 一方、友道調教師は「終始、手応え良く回っていました。今回が長欠明け3回目。初戦からいい動きをしていましたが、ようやく勝てて良かったですね。もともと、ダービーの時から期待をしていた馬。脚元のケアをしながらですが、今のところは全く問題ないですし、何とかGⅠを取らせたいですね。今後は秋に備えます」と脚部不安による長期ブランクからの復活Vを遂げた愛馬の活躍に目を細めていた。
東スポ競馬編集部