【MLB】 オリオールズがニック・ゴードンとマイナー契約 かつての全体5位 便利屋として生き残りへ
日本時間1月1日、オリオールズはユーティリティプレイヤーのニック・ゴードンとマイナー契約を結んだと、複数の米メディアが報じた。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 29歳のゴードンは2014年ドラフト1巡目(全体5位)の高評価でツインズに入団。大型遊撃手として期待を受けていたゴードンだったが、マイナーではやや伸び悩み、2021年に念願のメジャーデビューを飾った。しかし、2022年に136試合に出場してOPS.743を記録したシーズン以外、有望株時代に期待されたような活躍はできず。昨季はトレードでマーリンズへと移籍した。 しかし、マーリンズに加入した昨季はデビュー後最悪の不振に苦しんだ。95試合に出場して打率.227、OPS.627と打撃は低調で、さらに二塁・外野を任された守備面でも苦戦。結局、代替可能な選手と比べて何勝分上積みしたかを示すbWARでは-1.7の惨状だった。マーリンズからも8月にDFAを受けたゴードンは、今オフFAとなって新天地を探していた。 ゴードンは招待選手としてオリオールズのスプリングトレーニングに参加する見込み。内外野6ポジションの経験がある汎用性を武器に生き残りを賭ける。