女医やバリキャリ、エリートサラリーマンに漫画家まで……歌舞伎町でカネを使いまくる太客の正体
● 月に3桁を落とす バリキャリ“ホス狂い” 医者しか太客になれないのか、というとそうでもない。リサコ(仮名・35)は大手企業でOLとして働きながら毎月ホストクラブに通い、多いときは月に3桁を落とす。 「激務ではあります。その上、副業もしている。ボーナスがあったときとかにドカンと使うけど、普段も50万~80万円くらいは払っています(笑)。受験勉強を頑張って大学に入って、大手に入社してからもサボらずに仕事してきましたから、それくらいのお金なら何とかなる」 こうしたバリキャリ系のホス狂いは意外に多く、コンサルやベンチャーなどさまざまな業種に太客が存在する。また、経営者や漫画家、作家なども健在だ。 それらに加え、最近ではユーチューバーやインスタグラマーといった、インフルエンサーの太客も台頭しつつある。彼女たちに共通するのは、才能がありながらそれに慢心せず、努力を続けてきたという自負があることだ。 昼職にしろ夜職にしろ、大金を稼ぐのは生半可なことではない。働くモチベーションになっていることを考えれば、ホストクラブの存在はある意味女性の社会進出に一役買っているのかもしれないが……。
佐々木チワワ