写真：Impress Watch

ローソンとOsaka Metro(大阪メトロ)は、御堂筋線なかもず駅に、商品を手に取って店外へ出るだけで買い物が完結するウォークスルー決済店舗「S Lawson Go OSLなかもず駅店」を、11月13日17時にオープンする。一般客が利用できるウォークスルー決済店舗は2店舗目で、関西では初となる。 【この記事に関する別の画像を見る】 NTTデータとCloudpickが協働で開発したシステム「Catch&Go」を導入し、LINEアプリで取得したQRコードをかざして入店する。商品を手に持って店外に出ると、事前に設定したクレジットカード情報で自動的に決済される。 店内設置のカメラで入店客の動きを確認し、商品が置かれた棚の重量センサーと合わせることで、どの商品をいくつ手にとったのかをAIが判別。国内での利用率が90%を超えるLINE上で動作するシステムを導入したことで、利用時に必須であった専用ネイティブアプリのインストールを不要としている。 取扱商品はおにぎり、ベーカリー、飲料、菓子等を中心に約380アイテム。店舗面積は16.99m2。酒、たばこ、フライドフーズ、冷凍食品、雑誌・書籍などは取り扱わない。 ローソンとOsaka Metroは2017年から、駅売店の店舗機能とコンビニエンスストアの店舗機能を合わせた店舗の出店を開始。現在、Osaka Metro駅構内と駅周辺において28店舗を展開している。 今回、ウォークスルー決済店舗を展開することで、通勤・通学を中心に多く利用されるOsaka Metro御堂筋線なかもず駅における買い物時間の最短化と、店舗運営の効率化を可能とする。また、利用状況などを検証し、今後の店舗拡大を検討していく。 ローソンのウォークスルー決済店舗は、2020年からオフィスビルの従業員など限られた人のみが利用できるエリアで展開してきた。一般客が利用できる通常店は10月に、東急電鉄 二子玉川駅の構内にオープン。今回が2店舗目となる。 所在地はOsaka Metro御堂筋線なかもず駅 改札前。営業時間は7時から21時30分。