レクサス「特上“4人乗り”ミニバン」がすごい! 高級車の「さらに“超豪華”仕様」!? ゴージャス感マシマシな「トムスLM」とは
十分すぎるほど豪華な「LM」を“特上”仕様にドレスアップ!
2025年1月10日から12日までの3日間、世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」が開催されます。今回で43回目となりますが、過去にもさまざまなカスタムモデルが登場し話題を集めました。 そんな出展車両のなかから、前回2024年の東京オートサロンにトムスが参考出品したレクサス「LM」について紹介します。 【画像】めちゃカッコいい! レクサス「特上“4人乗り”ミニバン」を画像で見る(30枚以上)
レクサスLMは、2023年10月19日に発売された高級ミニバンです。 トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」と共通するアーキテクチャを使用し、ボディサイズは全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mm、ホイールベース3000mmと、アルファードと比べて全長でプラス130mm、全幅でプラス40mm、全高でプラス20mmと少し大きくなっています。 エンジンは、最高出力275PS・最大トルク460N・mを発生する2.4リッター直列4気筒インタークーラー付きターボに、87PS・292N・mを発生するモーターを組み合わせたハイブリッドとなっています。 また後輪は103PS・169N・mを発生するモーターで駆動させる4WDで、トランスミッションは6速ATが組み合わされます。 なおこのパワートレインは、アルファード/ヴェルファイアとは異なるLM専用のものとなっています。 2023年10月19日の発売時には、4人乗りの「EXECUTIVE(エクスクルーシブ)」グレードのみの設定でしたが、2024年5月9日に6人乗り仕様「version L(バージョンL)」が追加されました。 LMは、レクサスが「ラグジュアリームーバー」と謳うショーファードリブンで、エクスクルーシブでは前席と後席の間をパーテーションで仕切り、専用開発された48インチの大型ワイドディスプレイが採用されています。 インテリアでは、書き出せばキリがないほどの装備が充実しており、レクサスのフラッグシップたる”おもてなし”の精神に富んだ快適空間が提供されています。 車両価格(消費税込み)は、エクスクルーシブが2000万円、バージョンLが1500万円となっています。 ちなみにLM エクスクルーシブの価格は、現在のレクサス新車ラインナップにおいて最高金額で、発表当時大きな話題となりました。 そんなLMを「TOM’S(トムス)」は、さらに手をかけた超豪華なカスタムモデル「LMショーファースタディ」に仕立て、2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」に出展しています。 トムスは、トヨタ車を専門に取り扱うアフターパーツの開発・販売、コンプリートカーの企画・販売を行うほか、モータースポーツにも参戦する企業です。 トムスが手掛けたLMは、「不易流行(ふえきりゅうこう)」という言葉をコンセプトに開発。 不易流行とは「いつまでも変化しない本質的なもの(不易)を忘れない中にも、新しく変化を重ねているもの(流行)も取り入れていくこと」という俳人の松尾芭蕉が提唱した理念です。 そのままでも十分すぎるほど豪華なエクスクルーシブグレードのインテリアに、日本古来より現代に受け継がれる工芸・伝統文様を天井の照明から後席シートまであしらうことで、より心地良い移動空間に仕上げました。 エクステリアでは、LM用に開発したアルミホイールに換装し、特別なLMであることをアピールしています。 また塗装はボディの陰影を見極めたトムス独自開発のバイカラーを施し、落ち着きがありながらも上質な豪華さを表現しています。 トムスによれば、このカスタムモデルの市販化の計画があり、その販売価格は約3000万円と見込んでいるとのことでした。 2024年10月時点では、トムスから販売のアナウンスはありませんが、2024年9月3日に、東京オートサロン2024で出典していたLMカスタムモデルが履いていたアルミホイールと同じものが発売されています。
佐藤 亨