来季は投手復帰が期待されている大谷。(C) Getty Images

　今年も見どころ満載だ。 　現地１月１日、 MLB公式サイトのマニー・ランダワ記者は、「私たちが2025年に期待していること」との見出しで記事を掲載。「来月からスプリングトレーニングが始まり、25年シーズンが近づいてきた。新たな年を迎えるにあたり、野球界には待ち遠しい日程やイベントが目白押しだ」と書き始め、来季予想される楽しみな事柄をリストアップしている。 【画像】米メディアも注目する大谷翔平＆真美子夫妻の厳選ショット 　最初に紹介されたのは、大谷翔平や山本由伸を擁すロサンゼルス・ドジャースvs今永昇太や鈴木誠也が所属するシカゴ・カブスの日本開幕戦だ。記事内では、ロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦を決断した佐々木朗希の存在にも触れ、「彼がいずれかの球団に移籍すれば、さらに魅力が加わるかもしれない」と指摘していた。 　加えて大谷は、二刀流復帰にも大きな期待が注がれている。「時速100マイル（約160.9キロ）の速球や破壊力抜群の変化球を武器に、ディフェンディングチャンピオンの先発ローテーション入りを果たす予定だ」「彼のことを考えれば、25年の先発試合はどれも必見のイベントだろう」と紹介されており、やはり来季も熱い視線が集まりそうだ。 　また、現役選手の他に取り上げられたのは、25年に米野球殿堂入りの資格を得るイチロー氏。記事内でランダワ記者は、「有資格１年目から殿堂入りの可能性が高い」「オオタニ、ヤマモト、イマナガ、ササキらスター選手たちの道を切り開いたこの男が殿堂入りを果たせば、７月がより特別なものになるだろう」と胸を膨らませていた。 　米球界で存在感を強める日本選手たち。はたして開幕が徐々に迫ってきた25年シーズンは、どんな１年となるのだろうか――。 構成●THE DIGEST編集部