F1第20戦が10月25日に開幕、シーズンも残り5戦、チャンピオンシップの行方は?【メキシコGPプレビュー】
2024年F1コンストラクターズランキング(第19戦終了時)
1位 マクラーレン 544 2位 レッドブル 504 3位 フェラーリ 496 4位 メルセデス 344 5位 アストンマーティン 86 6位 ハース 38 7位 RB 36
2024年F1ドライバーズランキング(第19戦終了時)
1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 354 2位 4 L.ノリス(マクラーレン)297 3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)275 4位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)247 5位 55 C.サインツ(フェラーリ)215 6位 44 L.ハミルトン(メルセデス)177 7位 63 G.ラッセル(メルセデス)167 8位 11 S.ペレス(レッドブル)150 ───────────── 12位 22 角田裕毅(RB)22
高地に位置するため空気が薄いことが特徴のサーキット では、メキシコGPが行われるアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキット(Aut dromo Hermanos Rodriguez)はどんなコースなのだろうか。 メキシコシティの西に位置するこのサーキットの最大の特徴は、標高約2300mの高地に位置するため空気が薄いこと。空気抵抗の減少によりストレートスピードが上がる一方で、ダウンフォースが減少するためコーナリング時のグリップが低下しブレーキに負担がかかるなど、車両セッティングは通常のサーキットの場合とかなり違ってくる。酸素が少ないためエンジンの燃焼効率が落ち、冷却効率も低下する。また、空気が薄いため、ドライバーにとっても体力的に大きな負担となる。 もともと野球場があった場所を生かして設計し直されたことがうかがえる大きな観客スタンドが有名だが、長い直線2本があるセクター1、中速コーナーが連続するセクター2、低速コーナーが中心となるセクター3で構成されるコースレイアウトは、さまざまな要素が組み合わされたバランスのいい設定とドライバーからも高く評価されている。 空気抵抗が小さいためホームストレートエンドで最高速360km/h以上に達する一方、減速に必要なダウンフォースも少ないためブレーキングが長くなるのも見所。また、ピットレーンが650mと長いためピットでのタイムロスが大きいこともポイントで、チームにとっては1ストップ戦略か2ストップ戦略か悩ましいところだろう。
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