カシオ、本当に動く指輪型デジタルウォッチ
カシオ計算機は、指輪サイズにまで小型化した指輪型デジタルウォッチ「CASIO RING WATCH CRW-001」(CRW-001-1JR)を12月に発売する。価格は19,800円。 【この記事に関する別の画像を見る】 カシオ時計事業50周年を記念して企画・開発された指輪型の「リングウォッチ」が登場する。体積が従来の1/10という超小型モジュールが新たに開発され、最新のMIM(メタルインジェクションモールディング)成形技術を駆使して製造されるフルメタルの指輪型ケースに搭載される。 カシオの腕時計をモチーフとしたデザインで、バンド穴まで再現される複雑な造形が特徴。ケース部分の側面3カ所にボタンを備え、操作が可能。 極薄で新開発の液晶は、7セグメント表示で6桁。時・分・秒のほか、日付やデュアルタイム、ストップウオッチなどを表示できる。LEDバックライトがほのかに点滅する「時刻フラッシングライト」機能を搭載、設定時刻や毎正時に点滅して知らせる。 リングサイズは、内径20mm、指周り62.8mmの22号(US:10.5/EU:U)。サイズ調整用スペーサーとして、19号用(内径19mm)と16号用(内径18mm)の2サイズ(それぞれ2個)が同梱される。 風防ガラスの接着技術により気密性を確保し、日常生活用防水に対応する。LEDバックライト、時刻フラッシングライト(アラーム)、ストップウォッチ、カレンダー、12/24時間制表示切替など、カシオのデジタルウォッチの基本機能を搭載しており、実用性も兼ね備えた。 クオーツ式ムーブメントの精度は平均月差±30秒。電池駆動で、電池寿命は約2年。電池交換に対応し、修理窓口にて受け付ける。本体サイズは25.2×19.5×6.2mm、重量は16g。
Impress Watch,太田 亮三