共働き世帯と専業主婦世帯の平均年収はどれほど違う?共働き世帯は1206万世帯に
10月から社会保険の適用が拡大されました。従業員51人以上の企業に勤める人で所定の要件を満たすと、社会保険に加入します。 ◆【一覧表】専業主婦世帯と共働き世帯の平均月収と年収を見る しかし、社会保険料の負担増を恐れて、この秋から専業主婦になった人もいるでしょう。 かつては世帯の多くを占めていた専業主婦世帯ですが、現在はどれくらいの割合となっているのでしょうか。また、平均年収はいくらなのでしょうか。 この記事では、専業主婦世帯の平均年収を共働き世帯と比較します。また、世帯数の割合についても解説します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
専業主婦世帯の平均年収はいくら?
総務省統計局の「家計調査 / 家計収支編」によると、専業主婦世帯の平均年収は、以下のとおりです。 ・専業主婦世帯全体:635万3340円(月収52万9445円) ・夫婦のみの世帯:569万6304円(月収47万4692円) ・夫婦+子ども1人の世帯:657万9996円(月収54万8333円) ・夫婦+子ども2人の世帯:694万512円(月収57万8376円) 専業主婦世帯の平均年収は約635万円となっています。月収に換算すると約52万円です。子どもがいる世帯は児童手当を受給できるため、その分年収が高くなっていると考えられます。 では、専業主婦の平均年収と共働き世帯の年収を比較してみましょう。
共働き世帯の平均年収はいくら?専業主婦世帯と比較
総務省統計局の「家計調査 / 家計収支編」によると、共働き世帯の平均年収は、以下のとおりです。 ・共働き世帯全体:831万2220円(月収69万2685円) ・夫婦のみの世帯:827万8440円(月収68万9870円) ・夫婦+子ども1人の世帯:856万2696円(月収71万3558円) ・夫婦+子ども2人の世帯:839万1204円(月収69万9267円) 共働き世帯の平均年収は約831万円となっています。専業主婦世帯よりも約200万円年収が増えています。夫婦の働き方次第では、平均をさらに上回る年収となっている世帯もあるでしょう。 月収に換算しても共働き世帯は約69万円、専業主婦世帯は約53万円ですから、20万円弱の違いがあります。専業主婦世帯と共働き世帯の年収差は、決して小さくないといえるでしょう。 では、専業主婦世帯と共働き世帯の割合について、次章で解説します。