貴重な「バルケッタ」が伊豆に47台集結! スタンゲリーニの孫娘も参加した「第9回クラブ・デッラ・バルケッタ」に密着取材してきました
当時にタイムスリップしたかのようなコスチュームで参加
受付開始の午前9時が近づくと、スタート&ゴールとなるメイン会場の中伊豆ワイナリーシャトーT.S.に参加者が三々五々と集まってくる。そして受付を済ませた参加者はぐらっぱの丘・芝生広場に移動する。ここは遠景に富士山を望む広大な芝生エリアで、当日は曇り空だったがうっすらと顔を見せた富士山をバックに記念撮影を行った。記念撮影を前に、交通整理をする騎馬警官よろしく代表の福田さん夫妻が騎馬警官のコスチュームを身にまといながら馬に乗って登場。参加者もクルマに合わせたコスチュームを身にまとっていて、まるで当時にタイムスリップしたかのようで、これもイベントの愉しみのひとつとなっている。 そして何より愉しみとなっているのが、同好の士と話すこと。芝生広場のあちらこちらでクルマを見せ、褒め合いながら自慢し合いながらクルマ談義に花が咲く。姫路ナンバーのナルディ・ダネーゼで参加した有川裕之さんは次のように笑顔でコメント。 「ヒストリックカー歴はまだ2年未満で、このクルマを手に入れたのも数カ月前のこと。姫路からではなく、預けている名古屋のガレージから走ってきました。このイベントにも初参加ですが、いろんな人たちとの出会いがあって世界が広がるのを期待しています」 札幌ナンバーのMG「ミジェット」をトランポに載せて走って来たという高橋和寛さんは楽しそうに著者に話しかけてくれた。 「このイベントは初参加です。ローカルのイベントには何度か参加したのですが、これほどしっかり走れるイベントはありません。とても楽しい1日になりそうです」 他の参加者も同様に笑顔の花があちらこちらに。 スタンゲリーニ家を主宰するフランチェスカさんも同行した友人のフランチェスコ・デ・ピエトリさんとともに、参加者とクルマ談義に花を咲かせていた。ちなみに、フランチェスコさんのデ・ピエトリ家はスタンゲリーニ家とは家族ぐるみの付き合いが長く、フランチェスコさんが今回の参加者にお土産として持参したバルサミコ酢は、デ・ピエトリ家のぶどう畑で採れたぶどうで造られた物とのこと。フランチェスカさんが持参したスタンゲリーニのステッカーとともに、参加者には堪らないお土産になったことだろう。
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