社会インフラ最適化に特化する「AI開発」企業の独自戦略
曽我部 完(そがべ・まさる)/1973年生まれ。1997年日比谷花壇入社。物流会社を経て、2009年10月当社設立、代表取締役就任(現任)(撮影:尾形文繁)
AI(人工知能)分野ではディープラーニング(深層学習)の活用が急速に進んでいる。こうしたなか、ディープラーニングの限界に気づき、新しいスタイルのAI活用法を開拓したのが、グリッド(5582)を率いる曽我部完社長だ。曽我部社長が導き出したAI活用法は、貨物船の配船、発電所の運営、工場生産などの計画を、AIを組み合わせて最適化すること。2019年の事業化以来、グリッドはさまざまな社会インフラの最適化を行い、着実に事業領域を拡大しつつある。2023年7月7日に東証グロース市場に上場したグリッドの上場までの経緯と今後の成長戦略について、曽我部社長に聞いた。
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広瀬 泰之