インドが同国初の金星探査ミッションと4回目の月探査ミッションを承認
探査機の月遷移軌道への投入には推進モジュール(PM)が使用され、推進剤が尽きた時点でPMは投棄されます。月周回軌道に入ってからは上昇モジュール(AM)を搭載した降下モジュール(DM)が分離して月面に着陸し、DMのロボットアームや掘削装置を使って着陸地点周辺の表面や地下から2~3kgのサンプルを採取。サンプルが積み込まれたAMはDMを残して月面から上昇し、軌道上で待機していたトランスファーモジュール(TM)とドッキングします。サンプルを再突入モジュール(RM)に移し替えたTMは、AMを分離してから月周回軌道を離脱し地球へ。サンプルを収めたRMがTMから分離されて大気圏に再突入し、地球に帰還する予定です。なお、今回の発表ではChandrayaan-4の実施時期については言及されていません。【最終更新:2024年10月3日14時台】 Source ISRO - Union Cabinet Approves India’s Mission to Venus, and Sample Return from the Moon
sorae編集部