たまプラーザ テラス、店舗が自由に休業できる「おみせの休日」導入
商業施設「たまプラーザ テラス」(横浜市青葉区美しが丘1)が2025年1月30日、出店店舗が自由に休業日を設定できる「おみせの休日」を本導入する。(港北経済新聞) 同館は、小売業界で現在課題となっている、慢性的な人員不足や従業員の負担増加などに対応するため、今年初めから試験的に「おみせの休日」を導入した。これまでに8店舗が合計15日間利用。店舗からは、「リフレッシュや全体一斉の勉強会に利用でき、とても有意義に利用することができた」「スタッフ同士の交流が深まり、チームプレーのレベルがさらに高まった」などの声があったという。 試験導入の結果、来店客からも好意的な意見があり、従業員の働きやすさ向上にも効果が期待できることから、来年から本導入する。各店舗は年間4日(繁忙期やイベント開催日などを除く)まで、同館の営業日でも自由に休業日を設定できる。 たまプラーザテラスグループグループ長の大木さゆみさんは「試験導入で『おみせの休日』を利用した店舗はまだ限定的だが、従業員の働く環境とモチベーションの向上につながることが期待できる。来店客にとっても従業員にとっても、さらに魅力的な施設を目指したい」と話す。 各店舗が「おみせの休日」を利用する場合は、休業日の2カ月前から店頭や施設内、同館ウェブサイトなどで告知する。
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