"極太脚"で魅せるウェルネス 世界女王はリトアニアの36歳に 天を突くように張り出したヒップがすごい
12月17日(火)~19日(木)、東京・有明コロシアムで開催された『IFBB世界フィットネス選手権』。その最終日のトリとなったウーマンズウェルネスでリトアニアのMonika Pagoje(36)選手がオーバーオール優勝に輝いた。ウーマンズウェルネスカテゴリーはビキニフィットネスよりも下半身の筋量が重視されるカテゴリーだ。 【写真】Monika Pagoje選手の天を突くように張り出したヒップ
ウーマンズウェルネスは世界選手権では人気上昇中のカテゴリーで、今大会のトリを飾った。JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)では2024年から始動し、大谷美咲選手がアーノルドクラシックヨーロッパで金メダル、今大会でも銀メダルを勝ち取った。その大谷選手にウーマンズウェルネスマスターズ35~39歳級で1点差で勝利したのがMonika Pagoje選手だ。 Monika Pagoje選手はリトアニアの代表選手で、身長167.5cmで細いウエストから広がる背中と大腿部が印象的な選手だ。さらにバックポーズを取った際の殿部とハムストリングのセパレーションは見事だということも追記しておきたい。 今大会、マスターズ、一般の各階級とそれぞれのオーバーオールで優勝し、4冠を達成。ウーマンズウェルネスの世界女王となった。 日本では前述の通り、大谷選手がマスターズで銀メダル、一般158cm以下級で銀メダル。さらに岸野悠佳選手が168cm以下級4位と2024年始動ながら世界に爪痕を残す結果となった。ウーマンズウェルネス導入2年目となる2025年はさらなる飛躍が楽しみであると共に、世界で人気カテゴリーが日本でも人気が高まることを期待したい。
【IFBB世界フィットネス選手権アンチドーピング活動】 IFBBとWADA、JADAが連携して血液検査・尿検査を指名された選手に対して実施している。
取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史