特別賞に91歳・草笛光子「実に『めでたい』限りです」来年で芸能生活75周年「皆さまに改めて感謝」…報知映画賞表彰式
「第49回報知映画賞」の表彰式が16日、東京・渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで行われた。 【動画】表彰式の華やかなステージ 「九十歳。何がめでたい」の演技と長年の映画界への貢献が評価され、特別賞に輝いた草笛光子(91)は欠席。代理のTBSテレビ・菊野浩樹アニメ映画イベント事業局長が「この賞は私一人では成しえないものですので、これまで出演しました映画の関係者の皆さま、その作品を楽しんでくださった皆さまに改めて感謝申し上げます」と手紙を読み上げた。 1953年の「純潔革命」で映画デビュー以来、約130本の映画に出演。90歳にして単独初主演した「九十歳―」では実年齢と同じ現役作家を演じた。「来年で芸能生活75周年になりますが、長い女優人生の中で映画で賞を頂けるのは珍しいことで、実に『めでたい』限りです」と喜びを表現した。 ◆選考委員 荒木久文(映画評論家)、木村直子(読売新聞文化部映画担当)、見城徹(株式会社幻冬舎代表取締役社長)、藤田晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役)、松本志のぶ(フリーアナウンサー)、YOU(タレント)、LiLiCo(映画コメンテーター)、渡辺祥子(映画評論家)の各氏(五十音順)と報知新聞映画担当。
報知新聞社