他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目投手(6)オリックスの“有力候補”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの投手を紹介する。
富山凌雅
投打:左投左打 身長/体重:178cm/84kg 生年月日:1997年5月3日 経歴:九州国際大付高 - トヨタ自動車 ドラフト:2018年ドラフト4位 今季は復活への足掛りを掴んだ富山凌雅。来季もチームの戦力として期待されるが、現役ドラフトの対象になることも考えられる。 九州国際大付高校ではエースナンバーを着け、2、3年時に夏の甲子園へ出場。社会人野球のトヨタ自動車を経て、2018年ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団した。 ルーキーイヤーから一軍デビューを果たすと、プロ3年目の2021年にはブルペン陣の一角に定着した。 同年は51試合に登板。2勝1敗20ホールド、防御率2.72の好成績をマークし、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。 しかし、翌2022年は左肘の状態が思わしくなく、トミー・ジョン手術を決断。育成契約からの再スタートとなり、シーズン開幕前の3月に支配下復帰を果たした。 今季はファームで11試合登板、防御率1.13の好成績を収め、一軍でも16試合に登板するなど、復活への道を歩んでいる。 一軍でも実績のある中継ぎ左腕だけに、現役ドラフトの対象となれば、注目の存在といえるだろう。
ベースボールチャンネル編集部