東京国際大は8位で箱根へ 脱水で棄権の楠木悠人主将は涙「走ってくれた人に感謝でしかない」/箱根駅伝予選会
第101回東京箱根間往復大学駅伝予選会(19日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園=21.0975キロ)43校が参加し、上位10校に与えられる出場権を各校上位10人の合計タイムで争い、東京国際大は8位で本戦出場を決めた。 昨年は留学生のリチャード・エティーリの転倒もあり、3秒差で落選。今年も8キロ付近で楠木悠人主将(4年)が脱水症状を起こして途中棄権するアクシデントがあったが粘りを見せた。異例の暑さの中、楠木は序盤の陸上自衛隊立川駐屯地周回のところですでに「集団の中で思った以上に暑く、のどが渇いて走った感じがなかった。そうしたら(次に)記憶があるのは(救助の)車の中」といい、結果発表は医務室迎えた。仲間に支えられた主将は「本当に走ってくれた人に感謝でしかない。キャプテンとして自分がチームを引っ張らないといけないのに、こうやって途中棄権となってしまって」と涙を流した。