ドラフト会議2017早実・清宮選手会見(全文1)日本ハムが交渉権を獲得
プロ野球のドラフト会議が26日午後5時から東京都内のホテルで行われた。今年は高校生に強打者内野手が多く、早稲田実業高(東京)の清宮幸太郎選手、履正社高(大阪)の安田尚憲選手らの指名に注目が集まっている。何球団が指名し、どこが交渉権を獲得するのか。 清宮選手がドラフト指名された場合、午後5時半をめどに記者会見が予定されている。清宮選手のほか、同高野球部の和泉実監督も同席した。 ※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。
清宮選手からのあいさつ
司会:ただ今より硬式野球部、清宮幸太郎選手のドラフト指名会見を開始いたします。私は本日の司会を務めます、早稲田実業学校事務部長の〓村上 00:16:55〓と申します。よろしくお願いします。初めに本日の出席者をご紹介させていただきます。皆さまから向かって左側、早稲田実業学校硬式野球部監督の和泉実でございます。 和泉:よろしくお願いします。 司会:その隣、高等部3年、清宮幸太郎でございます。それでは清宮選手から指名を受けての今の気持ちをお話しさせていただきます。 清宮:はい。まず今日という日を迎えられたことに、本当に今までたくさんお世話になった方々に感謝したいと思っています。また、一番、僕がもっと感謝しなければいけないと思っているのは、やはり今まで18年間ずっとお世話というか、育ててくれた両親に本当、感謝の気持ちを伝えたいなというふうに思っています。本当に今日、このような形で指名をいただき、やっとスタートラインに立てたなという気持ちでいます。まだまだ自分は何も成し遂げていないので、これから自らをしっかり鍛錬して、すごい、みんなに目指されるような選手になろうというふうに思っています。 司会:それではここからは質疑応答の時間にさせていただきます。TBSさん、代表質問をお願いします。
日本ハムが交渉権獲得について
TBS:代表質問させていただきます。TBSアナウンサー石井大裕です。どうぞよろしくお願いします。7球団の競合ということになりました。そのときはどのような気持ちで待っていたのでしょうか。 清宮:はい。ドラフトの会場で自分の名前が表示されたり読まれたり、今まで本当にずっと見ている立場だったので、なんかふわふわした感じというか、今までにない感情がすごくありました。 TBS:そして日本ハムが交渉権獲得ということです。それについてはいかがでしょうか。 清宮:はい。ものすごくいい選手がたくさんいますし、本当にすごくいいチームだなっていうイメージがあるので、本当にうれしく思っています。 TBS:ここまでの清宮選手のご自身の活躍、高校通算111という数字を残しました。これからプロに向けてご自身の気持ちというのはいかがですか。 清宮:はい。本当に高校野球の中では111本という記録は残すことはできましたけど、本当にプロの世界はまた、まったく別の世界だと思っているので、その結果にいつまでも甘んずることなく、プロの世界に入ったらしっかり練習して鍛錬して、自分に磨きを掛けたいなと思っています。 TBS:小学校のころに野球を始めて、憧れた舞台に向けていよいよ動き出すということですが、ご自身の中でこれからの活躍、どのように〓シ**00:20:53〓されてたいと思ってらっしゃいますか。 清宮:まだ自分自身何も成績は残せてないので、どうこう言えるあれではないんですけど、本当にやっぱり、さっきからもうずっと言っていますけど、やっぱり本当、甘えることなく、しっかり自分のやるべきことをやって、自分を信じてプロの世界でもやっていければなと思っています。 TBS:早稲田実業、この高校生活3年間仲間たちと、そしてキャプテンとしてプレーされていましたが、ここで学んだこと、いったいどういうことだったんでしょう。 清宮:やはり高1、高2、高3と、本当に1年ごとに立場が変わり、いろいろな経験を本当にこの3年間でさせていただきましたし、本当この3年間で自分の人生が本当に大きく変わったというふうにも思っています。この3年間、自分の思うように練習をさせていただきましたし、自分を信じて練習をやってきたからこそ今の自分があるというふうに思っているので、この3年間でそういったことをやっぱりすごく気付かされたなというか、頑張らなきゃなというふうに思っています。 TBS:清宮家の中で、何か会議が行われたという話も聞いているんです。進路について家族とはどういう話を今までしてきたんでしょうか。 清宮:はい、そうですね、もちろん、父は大学を出ているので大学の良さだったり〓行くのも 00:22:54〓分かっていたので、いろいろ話したりもちろんしましたけど、それでもやっぱり自分が選ぶ道を本当、応援して、応援するというかサポートするという姿勢だったので、本当にそこは、やっぱり自分がプロの世界に行きたかったという思いが強かったです。 TBS:お父さん、そしてお母さんに、今、どういう言葉を伝えたいですか。 清宮:もちろん今の自分は、本当、両親なくしてないので、本当、ここからは自分1人で、巣立っていくことにはなるんですけど、本当その、育っててもらった18年間に恥じないように、恥じないように、いい大人になって、いいプロ野球選手になれればなと、なりますというふうに言いたいです。 TBS:お隣には和泉監督がいらっしゃいます。和泉監督に何か伝えたいことはありますでしょうか。 清宮:いや、もう、本当に1年生のときからもうずっと使っていただいていましたし、やはり、一番は本当、自分が思うように、やっぱ、すごくやらせてくれたので、やっぱそこが、自分が一番成長できた部分かなと。そういうところがあったから、一番すごい成長できたかなというふうに思っているので、本当、自分の思うように、ずっとやらせていただいたことにすごく感謝したいと思っています。 TBS:和泉監督、このように清宮選手、言っています。いかがですか。 和泉:うれしいですね。ありがとうございます。 TBS:そしてこれからプロの道。より忙しい険しい道になってくると思います。この険しい道を乗り越えていく、何が必要だと思いますか。 清宮:本当、これから、どういう道のりになるかは分からないですけど、本当に、さっきからずっと言ってますけど、やはり自分を信じて、ぶれることなく自分の目指すところをしっかり一歩一歩、進んでいけたらなというふうに思っています。 TBS:代表、質問は以上になります。 司会:続いて皆さまからのご質問をお受けいたします。ご質問のある方は挙手いただき、社名、お名前に続いてご質問をお願いします。また、和泉監督にご質問がある場合には、最初にその旨をおっしゃってください。