新潟と福島を結ぶ磐越自動車道 工事区間で初めてトンネルが貫通【新潟】
新潟と福島を結ぶ磐越自動車道で、4車線化の工事が進められています。 今回、工事区間で初めてトンネルが貫通し、貫通式が開かれました。 坑内で開かれた貫通式には、工事関係者や地元の児童らが出席しました。 【動画】新潟と福島を結ぶ磐越自動車道 工事区間で初めてトンネルが貫通【新潟】 磐越自動車道4車線化事業の一貫で一年半ほど前から工事が進められていた宝珠山トンネル、手前の福島側から奥の新潟側に向かって、掘り進められて来ましたが11月28日遂に貫通式を迎えました。 宝珠山トンネルは、磐越道の三川インターチェンジと安田インターチェンジの間にあり、長さは631mです。 工事区間でトンネルが貫通するのは宝珠山トンネルが初めてです。 磐越道の4車線化工事は、安田インターから福島県の会津若松インターまでの71㎞の区間で進められています。 対面通行の解消による事故の減少や大雪や災害時に通行止めのリスクが下がることなどが期待されています。 ■NEXCO東日本新潟工事事務所 齋藤克己 所長 「(磐越道4車線化事業で)1本目のトンネルが皆様の協力の下、貫通出来てのは大変よろこばしいし、今後の事業の進捗のはずみにしたい。」 ■児童 「(完成前のトンネルに入るという)貴重な体験が出来てうれしく楽しかった。」 「(工事関係者に対し)これからここを通ると思うとありがたいと思う。」 4車線化事業では、この他に9本のトンネルが掘られる計画です。