楽天D1位の明大・宗山は2安打1打点で連勝に貢献、六大学通算安打は118で単独7位に 田中監督は退任の意向を示す/東京六大学
東京六大学野球秋季リーグ第8週第3日(4日、法大4-6明大、神宮)明大は、楽天からドラフト1位指名された明大・宗山塁内野手(4年)が第1打席に左前打、第2打席に右中間適時二塁打を放つなど活躍、5投手の継投で競り勝って2連勝、勝ち点4でリーグ戦を終えた。宗山は通算安打数を118に伸ばし、早大・岡田彰布氏(前阪神監督)を抜き単独7位となった。今季の打率・400で、通算打率は・344。 早慶戦の結果次第で優勝決定戦の可能性があることを前提に、「ミスもたくさんしたけど、たくさん試合に起用していただいて、(田中)監督に感謝しています。入学したときには100安打が一つの目標だったけど、クリアすることができた」と4年間を振り返った。 最終週の早慶戦で、早大が初戦から2連敗すると勝ち点4で勝率でも並ぶことになり、明大-早大の優勝決定戦が行われる。 また、2020年に就任した明大・田中武宏監督(63)が試合終了後、今季限りで退任する意向であることを明らかにした。