【NFL】ジェッツQBロジャースがキャリア通算6万パスヤードを達成した9人目の選手に
ニューヨークが初めてアーロン・ロジャースの節目を祝うことになった。ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)であるロジャースが現地6日(日)にロンドンでミネソタ・バイキングスに23対17で敗れた試合で、キャリア通算6万パスヤードを達成した。 【動画】2024年第5週:ロンドンゲームでバイキングスに挑んだジェッツ
AP通信NFL最優秀選手賞を4回獲得した経歴を持つロジャースは、第3クオーターでタイトエンド(TE)タイラー・コンクリンに7ヤードのパスを通し、歴史的な記録を達成している。
キャリア通算5万9,904ヤードで今回の試合に臨んだロジャースは、今季1回目のロンドンゲームで新たな金字塔を打ち立てた。試合ではパス54回中29回を成功させて244ヤード、タッチダウン2回、インターセプト3回を記録している。
歴代最多パスヤード(8万9,214ヤード)を記録したトム・ブレイディが2022年シーズン終了後に引退して以来、現役選手の通算パスヤードでNFLトップに立っているロジャースは、歴代記録では9位に位置しているものの、極めて高いレベルに到達したと言えよう。
ロジャースはこれで、ダン・マリーノ(6万1,361ヤード)、マット・ライアン(6万2,792ヤード)、フィリップ・リバース(6万3,440ヤード)、ベン・ロスリスバーガー(6万4,088ヤード)、ブレット・ファーブ(7万1,838ヤード)、ペイトン・マニング(7万1,940ヤード)、ドリュー・ブリーズ(8万0,358ヤード)、前述のブレイディと並び、6万パスヤードを達成した選手の仲間入りを果たしている。
ロジャースはジェッツでの初年度に4回目のプレーでアキレス腱(けん)を断裂し、その後の試合を欠場した。
現在、ジェッツでの2シーズン目を迎えているロジャースは、5試合目に新しいチームで歴史的な偉業を成し遂げている。