ホンダと日産が経営統合へ…アメリカで最も売れている両社の5つのモデルを紹介しよう(海外)
日産とホンダが、経営統合に向けて協議している。 アメリカは両ブランドにとって極めて重要な市場だ。 【全画像をみる】ホンダと日産が経営統合へ…アメリカで最も売れている両社の5つのモデルを紹介しよう 最も売れているのは両社ともコンパクトSUVでホンダはCR-V、日産はローグだ。 日産とホンダの経営統合によって、コンパクトSUVを主力にアメリカ市場で競うライバルが一つになる。 ホンダの稼ぎ頭は、コンパクト・クロスオーバーSUVのCR-V、日産ではローグ(Rogue、日本ではエクストレイル)だ。 両社にとって最大の市場となっているのがアメリカであり、販売台数ではホンダ車が日産車を上回ることが多い。例えば、CR-Vは今年、ライバルのローグよりも10万台以上多く売れている。 両社は2024年12月23日、2026年に経営統合する計画だと発表した。これにより、世界第3位の自動車メーカーが誕生することになる。近年多くの自動車メーカーが行っているように、リソースを共有することで、新型電気自動車(EV)の開発を加速させることができる。また、共有部品を使用することで、生産コストを削減できる。 また、両社はお互いの弱点を補うこともできる。 例えば、ホンダはフルサイズのSUV市場では存在感を示せていない。このセグメントは競争は厳しいが収益性も高く、販売価格が6桁に達することもある。日産には長らく、アルマーダ(Armada)とインフィニティQX8(Infiniti QX80)でこの市場に参入している。 日産とホンダのアメリカで最も売れている5車種を見てみよう。
1. 日産 ローグ(Rogue)
2024年の販売台数(~第3四半期):18万9156台 日産のベストセラーで、コンパクトSUVセグメントの人気車種であることを考えると、ローグ(日本名:エクストレイル)は同社にとって最も重要な製品だ。Business Insiderは最近、ローグを試乗。パワフルな3気筒エンジンに感動した。
2. 日産 セントラ(Sentra)
2024年の販売台数(~第3四半期):12万3732台 セントラ(日本名:シルフィ)は数十年にわたって、アメリカで最も人気のあるサブコンパクト・エコノミカーの1つだ。我々は最近、2024年式セントラに試乗した。魅力的なスタイルの小型セダンで、価格も手ごろだ。