防犯カメラが捉えた〝住宅に侵入する不審者の姿〟 広がる〝闇バイト強盗〟対策【長野】
こちらは、長野市で先週末撮影された映像です。深夜、不審者が住宅の敷地に侵入し、住民は「闇バイト強盗」への恐怖を覚えたと言います。この様子を捉えたのは防犯カメラ。 県内でも設置の動きが広がっています。 19日、諏訪市内で代行サービス業者が訪れた住宅。 ■ベンリーコーポレーション・大川眞也さん 「まずは入られないような仕組みを作っていくことが重要」 こちらの家では、窓に追加の鍵などを設置し、庭には歩いた時に音が鳴るようにと砂利敷きも依頼しました。 ■設置を依頼した住民 「ニュースで強盗が入ったというのを見ているし、子どもだけで留守番するということもあるので、そういう時に少しでも防犯対策をと思って」 同じことを考える人は、今、やはり多く… ■ベンリーコーポレーション・大川眞也さん 「防犯対策の依頼がすごく増えている。長野でもホームセンターに行っても、昨今のニュースで品薄になっていて物(防犯グッズ)が無い状況」1 「闇バイト」による強盗事件では、事前に下見に来るケースが確認されています。 そこで役に立つのが、「防犯カメラ」です。 ■ベンリーコーポレーション・大川眞也さん 「この辺に設置をして入り口と庭が分かる状況にするのが一番良い」 こちらの防犯カメラは、夜間の不審者にも対応できます。 ■住民 「夜でもライトがつくんですか」 ■ベンリーコーポレーション・大川眞也さん 「夜はライトもつくし、暗視カメラで暗い所に関しても映る設定になっている」 これはabnに送られてきた映像です。長野市内で夜間の不審者を、住宅に設置された防犯カメラが捉えていました。 深夜、中の様子を伺いながら住宅の敷地内に入ってくる様子が記録されています。 ■防犯カメラ設置宅の住民 「(強盗の)事前の下調べ、そういった中に巻き込まれてしまっているのかという感じもした。深夜、極力ダイニングルームのライトをつけっぱなしにして寝ているというケースが多い」 住民の男性は、警察にも相談しましたが、不審者が、何の目的で敷地内に入ってきたかは分からず、不安は募ります。 広がる防犯グッズ設置の動き。それでも、取り付けなどを行う業者は、まだ「自分事」として捉えられてない人も多いと言います。 ■ベンリーコーポレーション・大川眞也さん 「変な人が入ってこない状況を、前もって作り出しておくことが重要。(不審者に)入られてから対策を考える人が多いが、入られる前に対策をしておくことで、命を守れたり財産を盗られなくて済む」