同地区のライバルチームを絶賛したベッツ（右）。(C)Getty Images

　MLBロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツは自身のポッドキャスト内でこのほど、今季地区シリーズで対戦したサンディエゴ・パドレスに最大限の賛辞を送ったとドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。 【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 　ポッドキャスト番組『On Base with Mookie Betts』にトミー・エドマンやマックス・マンシーらチームメイトを招き、様々なトークテーマについて語ったベッツ。同地区のライバルでポストシーズンで唯一ドジャースを最終戦まで追い詰めたパドレスについて「僕たちは彼らと対戦したが、その時の彼らは僕たちよりもずっと才能があった」と振り返り、「恐らく、僕が見た中で最も才能のあるチームで球界最高のチームだった」と最大限の賛辞を送った。 　また、同メディアもこの発言を受けて「もしドジャースが最後の２試合で強さを見せられなかった場合、パドレスが初のワールドシリーズ制覇を成し遂げていた可能性は高かった」と改めて評価。一方でパドレスが最も才能のあるチームであるとのベッツの見方は以下のように“否定”した。 「パドレスはベッツが対戦した中で最も才能のあるチームかもしれないが、特に健康な時はドジャースの方が間違いなく全体的に才能がある。元MVP３人を擁するトップ３に並ぶのはほぼ不可能だ。驚異的なローテーションとブルペンを擁しているが、怪我人のために常に制限されている。今シーズン、両チームとも才能に事欠くことはなかったが、大事な場面では最終的にドジャースが勝った」 　今季のパドレスについては、ポストシーズン直前のパワーランキングで１位や２位に据えるメディアがあるなど、球界トップレベルの実力を持っているとする声は多かった。しかし実際に対戦し３度目のチャンピオンに輝いた元MVPが「球界最高のチーム」と敬意を表することにはそれ以上の意味があるだろう。 構成●THE DIGEST編集部