コロナワクチンで稼いだモデルナが激しく批判される理由
3月22日、アメリカ上院保健・教育・労働・年金委員会の公聴会で証言をするモデルナのステファン・バンセルCEO(写真:ブルームバーグ)
経済や株式市場の先行きを洞察した海外有識者のコラムをタイムリーに日本語訳して配信するシリーズ。著者のマリアナ・マッツカート氏はユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(ULC)教授(経済学:イノベーションと公共価値)であり、UCLイノベーション・公共目的研究所(Institute for Innovation and Public Purpose)の創設所長。公共利益の最大化を目指すマッツカート氏は、命を救うワクチンをめぐる制度システム設計には大問題があると指摘する。原題は「 Getting Drug Development Right 」。© Project Syndicate 1995-2023
本文:2,919文字
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マリアナ・マッツカート