「県民・利用者の負担軽減を図りたい」 水道料金値上げ受け熊谷知事 千葉県
チバテレ(千葉テレビ放送)
12月定例県議会は補正予算案など、千葉県が提出した38議案すべてを可決し、閉会しました。 12月定例県議会は12月11日、最終日を迎え、県職員の給与を引き上げるための補正予算案など、県提出の38議案すべてが可決、同意されました。 また、県の公文書の管理に関する条例の制定を求める請願も採択され、閉会しました。 議会終了後、記者団の取材に応じた熊谷知事は、今議会で正式に導入すると表明した宿泊税について、一部の自治体から修学旅行の扱いなどを巡って反発の声があがっていることに対し、次のように述べました。 千葉県 熊谷俊人 知事 「旅館ホテル関係者がシンプルな制度設計にしてほしいという中で現状の制度案があるが、それぞれの市の意見を丁寧にくみ取りながら、これから制度詳細を検討していきたいと考えている」 また、水道施設の更新や耐震化、エネルギー価格の高騰を踏まえ、2026年度にも水道料金を2割程度値上げする方針について、県民の負担軽減のため、一般会計から繰り入れる考えなどを説明したうえで、次のように述べました。 千葉県 熊谷俊人 知事 「水道はすべての方々に関係することだから、できるだけ値上げしたくないのが正直な気持ち。一方で、独立採算なので災害が起きたときに能登半島地震のようなことになってはいけない。確実な耐震化や、老朽化対策などをしていかなくてはならない。少しでも県民・利用者の負担軽減を図れるようにしていきたいと思う」
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