兵庫北部の6スキー場オープン 暖冬で苦しんだ過去2年、関係者「今年はよいシーズンにしたい」
兵庫県但馬地域で21日、養父市と香美町の計6スキー場がオープンした。京阪神などから訪れたスキーヤーらが、新雪の感触を確かめながら初滑りを楽しんだ。 【写真】オープンしたハチ北高原スキー場 鉢伏山(標高1221メートル)の北側斜面に広がるハチ北高原スキー場(香美町村岡区大笹)は18日夜からのまとまった雪で中央ゲレンデの積雪が60センチに。山頂付近と麓の2コースを除く11コースが滑走可となった。 鉢伏開発観光ハチ北事務所の田水聡将所長(55)は「初日からほぼ全面オープンできるのは久しぶり。去年、おととしと暖冬に苦しんだ分、今年はよいシーズンにしたい」と期待。ハチ北に通って約20年になる同県豊岡市の会社員(52)は「初日からこれだけ雪があってありがたい。22日からまた雪の予報で、但馬のスキー場にとって最高のクリスマスプレゼントになるのでは」と話した。(長谷部崇)