担任クラスの児童の母親に電話で性的発言 「冗談のつもり」57歳男性教師を減給処分 兵庫県教委
兵庫県の姫路市立小学校の57歳の男性教師が、担任を務めるクラスの児童の母親に対して電話で性的な発言をして不快な思いをさせたとして、減給10分の1・1ヵ月の懲戒処分を受けました。 兵庫県教委によりますと、姫路市立小学校に勤務する57歳の男性教師は6月と7月に、担任をしている児童の保護者の母親に対し自宅から電話をかけ、悩みの相談をする中で「特定の女性との付き合いは風俗の店に通っていたことくらい」「好みの女性のタイプは童顔で小柄で胸の大きい子」などと性的な発言をしました。 被害を受けた保護者の母親から学校に連絡があり、発覚しました。 男性教師と母親は、児童について構内や電話で話す機会が多かったということです。 男性教師は、県教委の聞き取りに対し「自虐的な冗談のつもりで発言した、不快な思いをさせてしまったことは申し訳ない」と話しているということです。 県教委は22日付で男性教師を減給10分の1・1ヵ月の懲戒処分としました。 県教委はこの処分を受け「教職員のセクハラという非違行為の発生は極めて遺憾、再発防止に向け一層取り組むよう指導して参ります」とコメントしています。
ABCテレビ