子どもにも大人気「それってあなたの感想ですよね?」意見が違う相手にどう向き合うべき?ひろゆき氏「自分の意見を強く言えばいいだけ」本田圭佑「考えが違うのは当たり前」
■安部敏樹氏「言った瞬間、長期的な関係を築けなくなる可能性がある」
リディラバ代表の安部敏樹氏は「人間は群れの中で生きている。共通見解と個人の意見をわけてコミュニケーションしないと、非常に誤解が生まれやすい」と指摘。さらに「『私の当たり前が、あなたの当たり前』と主張する人が増えた時に、そうではないと断じることで、このフレーズが流行った。一方で、『あなたの感想ですよね』と言った瞬間、長期的な関係を築けなくなる可能性がある。『本来は人間同士、考え方が違う』といったメッセージも一緒に出す必要がある」とした。
■本田圭佑「考えが違うのは当たり前。外してはいけない価値観はすり合わせるべき」
本田氏は「あなたの感想ですよね」ではなく、ただ単に「自分は違う」と言えばいいだけだと提言する。「悪意を横に置き、違う価値観を持っていると伝えることで、スムーズに次の議論へ行く。考え方が全然違う家族でも、外せない価値観はある。そこがズレていたら、家族でも恋人でも友人でも、関係を続けるのは難しい」とした。 だからこそ、「考えが違うのは当たり前」との前提が必要となる。「常識に流されて、意思決定できない状況であれば問題だが、外したらいけない価値観は、しっかりすり合わせるべき。それが無理な時に、決別が起きるのではないか」と、本質を大切にすべきと訴えていた。 (『ABEMA Prime』より)