吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文10)みんなにあとで聞いときます
大崎会長は「フラッシュの中で会見させられない」と言っているが
朝日新聞:つまり、7月7日の時点で会見はやるというふうにおっしゃっているんですけれども、12日は会見はさせるわけにいかない、フラッシュを浴びる中で会見をするというのはさせるわけにはいかない、だから会見しないんだというふうに言ってますけれども。 笠井:そのインタビューの際にお聞きになったときの回答というのは、当初、該当する芸人たちが、とにかく社会に対しておわびをしたいという、ストレートな気持ちだけしかございませんでした。で、先ほどから申し上げてるとおり、被害者がいる、それから関係各位にどういった説明をするのかと、そういった準備ができていない状況での話、それからそのあとに御社のほうで行われた取材日がありますので、必然的にそこに差が生まれているという説明です。 朝日新聞:ごめんなさい、準備ができていないからまだやってないっていうのと、このフラッシュを浴びる中で会見させるわけにはいかないんだ、だから会見はしないんだとおっしゃってましたけれども、これは。 笠井:それは、インタビューの際に弊社の大崎が語った言葉だと思いますが、フラッシュを浴びるということが準備ができていない中で言うと、本人も答えるべきことを答えられないし、関係各位にも説明ができないし、そんな中で会見はできないと、そういうことを表した言葉です。 朝日新聞:ええ、その言葉があると思うんですけれども、結局、その前の時点で会見をやるとおっしゃってますし、今日も会見は開いてらっしゃいます。 笠井:会見は必要な素材がそろった段階でタイミングが合えば、僕らはきちんと、今までもそうですけれども、適正な形で情報を出していっておりますし、その都度、その都度、状況も変わっていると思います。
寄付・納税等を行った上で会見すべき、とは答えていないが
朝日新聞:あと、その以前、6月27日に会見を開かない理由について質問をしたところ、やはりそのときにも、寄付・納税等を行った上で会見すべきというようなお答えはされていません。吉本さんからいただいた答えは、記者会見を開くのは大きなリスク。出版社は反社会的勢力とつながっており、会見をすれば反社会的勢力の記者が紛れ込むからやらない、とのお答えをいただいております。この発言はすでにネットのニュースにもなって広がっています。もちろんこれは名誉毀損事項になりうることですし、出版社が反社とつながっているという証拠があっておっしゃったことでしょうか。 笠井:その発言に関しては、当初、そういった可能性があります、それは僕ら側も警察当局およびそのほかの情報網を使ってそういった形の接触があるんではないかという可能性のことを言っております。で、現段階でその結果がどうかということは、この場で発表するべきことではないので、発表はいたしません。現状も、今、その状態は続いていると思っております。名誉毀損のところで言うんであれば、該当芸人が否定していることがそのまま一方的に与えられた情報が写真に載っているということも、十分、名誉毀損に値すると思っております。 朝日新聞:出版社が反社とつながっているかどうかというような確証、あるいはそうじゃないというような証拠が今日の時点でも確認できてないというのであれば、今日、会見を開かれたのはなぜですか。また、その雑誌を発行されてる出版社さんを呼んでいらっしゃるということ? 笠井:会見にどこのメディアを呼ぶかということはここでは公表できません。 朝日新聞:先ほど全ての方々を呼んでいるとおっしゃっていますけど。 笠井:はい。全ての方は現実的に呼べないですけれども、私どもが認識しているメディアの方に関しては、全てお声掛けをしたという答えです。