山本由伸、初回にいきなり同点弾浴びる 大谷翔平の2戦連発先頭打者アーチで先制も
■MLB リーグ優勝決定シリーズ・第4戦 メッツードジャース（日本時間18日、シティ・フィールド） ドジャース・山本由伸（26）がリーグ優勝決定シリーズ第4戦、敵地でのメッツ戦に先発した。1回表に大谷翔平（30）のソロホームランでで1－0と先制に成功したが、その裏、メッツの2番・M.ビエントスに右中間にホームランを打たれ、1－1の同点に追いつかれた。 2勝1敗で迎えた敵地・ニューヨークでの第4戦。ドジャースは勝てばワールドシリーズ進出へ王手をかける重要な一戦で、先発のマウンドを託されたのは山本。 1回先頭バッターをショートゴロに打ち取ると、2番のビエントスにも低めにカーブを決めてストライク先行。しかし、2球目、真ん中に入った153キロのストレートを捉えられると、打球は右中間スタンドに飛び込み、1－1の同点とされた。それでも山本は、続く3番、4番を2者連続三振に切って取り、最少失点で1回を投げ終えた。 中5日での登板となる山本は地区シリーズでは2試合に登板。6日のパドレスとの第1戦では3回を投げ5安打5失点でKO、12日の第5戦では5回無失点の好投でダルビッシュ有（38）との日本人投手対決を制し、チームのリーグ優勝決定シリーズ進出に貢献した。 レギュラーシーズンでは4月に1度だけメッツ戦に先発し、6回7安打4失点（自責点3）で勝敗はつかなかった。
