大人は「夜空時計」でロマンを語る
◆ IWC/セクシーに進化したモテ顔コンプリ
『ポルトギーゼ』に永久カレンダーをのせた傑作コンプリが、ケース構造を一新。表・裏ともボックスガラス風防としたほか、ケースリングをスリムにしたことで、盤面の美しさが溢れんばかり。こちらは文字盤を目の覚めるような漆黒としたモデルで、577.5年もの間、精度を維持する“ダブルムーン”の輝きが際立つ。
◆ パテック フィリップ/星々と月が煌めきリアルな天空を表示
数々の天文時計を輩出してきた自らの伝統に対するトリビュート作。文字盤全体が北半球の星と月の動き、そして月の満ち欠けを示す星座表となっており、楕円の中でその時間にジュネーブ、およびジュネーブと同一の緯度にあるすべての地点で見える天空部分を示すという構造です。
◆ オーデマ ピゲ/歴史的キャリバーの最後を星々が飾る
1978年に開発された自動巻きの永久カレンダームーブメント、Cal.5134を搭載する最後のモデルとして、米国のシンガーでギタリストの、ジョン・メイヤーとコラボした「ロイヤル オーク」が登場。名作が、煌めく夜空を表現した文字盤と天文学的な複雑機構により、吸い込まれるような美しさを獲得しました。
◆ ハリー・ウィンストン/ジュエラーの技で宇宙の深遠を表現
アシメトリーなデザインに、稀少金属ルテニウムクリスタルを使った青文字盤が銀河のような奥行きを付加。ダイヤモンドや文字盤同色のサファイアのあしらいも、さすがハイジュエラーと感動することうけあいです。 2024年8月号より ※掲載商品はすべて税込み価格です 写真/人物・谷田政史(CaNN)、静物・星 武志 (estrellas)、スタイリング/人物・四方章敬、久 修一郎、静物・河又雅俊 ヘアメイク/古川 純 文/吉田 巌 編集/鈴木賢二、津坂泰輔(ともにLEON)