wbs和歌山放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」特番スタート
ラジオ番組を通じて目の不自由な人や身体に障害のある人を支援するための募金を呼びかける、和歌山放送の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の24時間特別番組が、クリスマス・イブの12月24日の正午からスタートしました。 ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、東京のニッポン放送をはじめ、和歌山放送など全国11のラジオ局がクリスマスに展開するチャリティ活動で、放送を通じて目の不自由な人が道路を安全に渡れるよう、街に「音の出る信号機」を増やすことや、障害者施設へ機器を提供するための募金を呼びかけているもので、寄せられた浄財をもとに和歌山県と大阪府南部には、これまでに118基の音の出る信号機が設置されています。 39回目を迎えた和歌山放送のミュージックソンの特別番組は「歌がつながる」をテーマに、メインパーソナリティで和歌山市出身の落語家・桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんと、和歌山放送の中川智美アナウンサーが、和歌山市の近鉄百貨店和歌山店1階から公開生放送し、音楽をかけながら楽しいトークを繰り広げました。 この中で、和歌山県警の野本靖之本部長が県内での交通事故防止を呼びかけたほか、障害者団体や障害者施設の職員らを迎えて、現状や課題などを聞きました。また、警察音楽隊の演奏や、県内のスーパーなどに開設した募金基地「愛の泉」のようす、紀南で行われたチャリティオークションやチャリティバザーのもようをリポートで伝えました。 さらに、東京・ニッポン放送のメインパーソナリティーで、お笑いタレントの出川哲朗さんとエールを交換する「声の握手」のコーナーも放送され、枝曾丸さんが和歌山放送の取り組みを笑いを交えて紹介しました。 特別番組は12月25日の正午まで放送されます。募金の受付は2025年1月31日まで行われています。